信頼関係のことをNLPなどではラポールと呼びます。
以下、信頼関係のことをラポールとして話しを進めます。
人はラポールを形成したがる性質をもっている
本来、人はラポールを形成したがる性質を持ってます。
これは、古来人と協力して生きていく必要があったため、人として本来備わっている本能に近いものだと思います。
ラポールが形成できたかは、潜在意識が認識する
ラポールが上手く形成できたか否かは、誰が判断するかと言えば、潜在意識。
つまり、感覚です。
したがって、直観で行動して上手くビジネスを展開している方は、
相手とのコミュニケーションを通じて、
瞬時にラポールを形成できるかを判断することが上手い人と言えます。
手っ取り早く、意図的にラポールを形成するには
① 相手に安心、安全であることをアピールする
② そのためにページングのテクニックを使う
安心、安全をアピールする・・・というのはなかなか難しいかもしれません。
ビジネスの場面では、サービスの内容が良いことをアピールしたり、期限を守ったりということとも言えます。
またページングとは、相手との共通点を敢えて作ることです。
実は人間は、相手と共通点を見つけると安心、安全と思うものなのです。
これは単純に考えていることが似ていると安心するという論理です。
これには価値観、関心事、話すペース、表情、呼吸・・・等々です。
この中で強力なのは、話すペース、表情、呼吸等々の非言語的部分です。
非言語的部分は、感覚とも言えるので、直接的に潜在意識に到達しやすいのです。
つまり、価値観や関心事は、論理、言語的なので、本当のところはなかなかわからないのです。
しかしながら、表情、呼吸、身振り、手振りは、やはり非言語的で無意識に出やすい部分なので、
そこで共通項があると人は互いを安全、安心と認識しやすくなるのです。
以前、意識と潜在意識の投稿でも述べましたが、潜在意識は感覚です。
だからこそ、非言語的部分での共通項を探る方が、互いのラポールを形成しやすいわけです。