成功、願望の実現には、潜在意識の活用が良いと言われます。
しかし、潜在意識を活用した、或いは、潜在意識を活用している状態の具体例についてはあまり語られません。
つまり、具体例が分からないので、なかなか潜在意識を使って成功することができないのです。
たいてい、潜在意識に刷り込ませる、書き換える・・・等々と言われて、『紙に願望を書く』『強くイメージする』なんて言われますが・・・絶対にコレだけでは成功できません。
つまり、紙に書いたり、強くイメージした後の、行動の具体例がないからです。
今日は、その行動の具体例を知って、潜在意識で動く状態例を具体的に知ってもらいます。
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具体例
潜在意識を活用した具体例は、次のような感じです。
・梅干しでよだれ
⇒ イメージしただけでも、勝手に無意識によだれが出る(梅干しイメージ)
・怒りが込みあがる
⇒ 怒りが込みあがる事象が発生すると、勝手に無意識に怒りが湧き上がり震える
・トイレ(生理的現象)に行きたくなる
⇒ 説明不要ですね。コレも意識ではコントロールできない。
・呼吸している
⇒ 生きるために、勝手に無意識に呼吸している
・自転車、野球(訓練が必要なこと)できるようになる
⇒ 初心者がいきなりやろうとしてもできないが、訓練(練習)することで、ある日突然できるようになる(レミニセンス現象)
つまり、これらのような経験がある方は、潜在意識を活用することができます。
上述の内容は、全て思考や感情よりも、無意識に勝手に体が動いていることが多いです。
つまり、思考や感情で動く状態では、潜在意識を活用しているとは言えないのです。
更につまり(笑)、潜在意識を活用しているとは、考えて動いている状態ではなくて、無意識に動いている状態です。
ケッコウ、当たり前のことを書きましたが、なぜか世の中の潜在意識活用は、考えて動く系のお話しばかりで・・・これでは無意識を利用していることにはなりませんネ??
つまり、無意識と最も関連性が強いのは、思考や感情ではなく、体(身体的感覚)なんです!!
ということは・・・身体的感覚で何かを結びつけると、潜在意識を活用しやすくなる。
そのとおり!!
身体的感覚と結びつけることが重要(アンカリング、イチローの打つ前の動作)
だから、NLPでいう【アンカリング】は、何かを体に結び付けて、無意識に動作するための一つのキッカケを作っているのです。
例えば、イチローがバッターボックスで打席に立ったときに必ずやる有名な動作がありますよね。
結局、あれもアンカリングの一つなんです。
約150km前後の投手が投げる球を打つには意識して打つことは難しいです。
訓練(練習)をして、集中力を高めないと打つことはできません。
では、潜在意識を活用するために体(身体的感覚)に願望(思考・感情)とリンクさせて、願望実現のために無意識に行動できるようにすることが最も簡単でやりやすいです。
体(身体的感覚)と願望実現のための無意識の行動のリンクのさせ方
まず、最も簡単なのは、スポーツです。
野球のバッティングなどは、素振りやバッティング練習などをやることで、無意識にボールを打てるようになります。
ピッチャーが投げたボールを『こうやって構えて、こうやって踏み込んで、こうやって腰を回して、こうやってバットを出して・・・』なんて考えながら打つ人はいないですよね。
仕事や勉強で潜在意識を活用する方法
では、仕事や勉強で潜在意識を活用するには 思考や感情とを切り離すことです。
この最たる方法が わんこら式 です。
日々の億劫なこと(仕事、勉強)では、次のようなことがあります。
仕事で電話連絡するのがイヤ
面倒な顧客に会うのがイヤ
上司に報告するのがイヤ
勉強するのがイヤ
全て自分自身の中の感情でヤラれてしまってます(笑)
だからこそ次のようにすれば簡単です!!
思考や感情を無視して、適当に上手くやれば良い
のです!!
簡単でしょ!
でも、上手くいかないのが人間ですね。
しかし、これらを上手くできるようになる訓練(練習)があります。
嫌なことを克服する訓練法 世界初
実は、簡単です。
上述の具体例のようなイヤな場面をイメージして、単に心の中で『感情移入せず、テキトーに上手くやって終わらせよう』 と心に念じるだけです。
案外、行動に移せない人の特徴としては、考え過ぎ、感情移入し過ぎの問題があります。
ココは、思考も感情もなく、ただ目的のためにササっと上手くやり切るだけのサイコパスになりきりましょう!!
これが一番です。
私の場合は・・・いつも嫌なことや、怒りが湧いたときは・・・
『わんこら式でテキトーに上手くやろう!ここで感情に流されるのはもったいない!』
とだけ浮かぶように、常にシュミレーションをしてます。
コレの良い点は、テキトーに上手くやろう と考えるだけで、胸のつっかえが取れ、大きな壁がなくなって、気が楽になるような気が自分の中であるからです。
つまり、テキトーにやればいいや!!
と考えてただ仕事や勉強に集中するからです。
イメージしにくいかもしれないですが、この面倒な仕事をやっているのは、本当の自分ではなくて、機械の自分がテキトーに無慈悲にやっているだけ。
と考えてます。
このように考えることによって、かなり行動が早くなりました。
ゆえにみなさんも、簡単に行動しやすいように、思考と感情を自分から分離させる、なるべく遠ざける、今は気にしない という風になるようなアンカリングとなる言葉や状況を見つけて、常にイメージするようにしてはいかがでしょうか?