例えば、
野球
自転車
基礎的な学習(読み、書き、四則演算)
遊び(ヨーヨー、コマ回し、竹馬)
楽器(たて笛、ギター、ピアノ)
・・・等々
これらは、訓練すればするほど上達するものですね。
このような訓練的要素があるものを徹底的にやった経験がある人は、レミニセンス現象(レミニセンス効果)を体感している場合が多いです。
今日は、このレミニエンス現象(効果)に関するお話しです。
このレミニセンス現象(効果)の体感は、なかなか消えないので、経験がある人は、仕事や勉強などでかなり有利な立場になれます。
今日は、そんなお話しです。
Contents
レミニセンス現象(効果)
記憶のメカニズムの説明として良く使われる言葉として
レミニセンス現象
レミニセンス効果
という言葉があります。
この言葉の意味は・・・
望む結果、つまり記憶、願望達成、目標達成などは、
ある程度行動をしてもなかなか結果が出せないが、
ある日突然、達成する
というものです。
レミニセンス現象(効果)の具体例
例えば・・・
自転車をコマ無しで乗る練習
鉄棒の逆上がりの練習
水泳の練習で息継ぎをしながら泳げるようになる
野球の打撃練習
ゴルフの真っ直ぐ飛ばす練習
楽器の練習でなかなか弾けなかったフレーズが弾けるようになる
・・・
上述のような、訓練的要素が強い分野の技術の習得では、訓練を続けても一定期間はほとんど上達せず、なかなか苦しい時期があります。
しかし、突然できるようになることがあります。
これを、レミニセンス現象(効果)と呼んでます。
つまり、
練習をしても、してもなかなかできなかったことが
ある日を境にできるようになるという現象を
レミニセンス現象
レミニセンス効果
と呼んでいます。
このような経験は、大人であれば子供の頃に何かしらある経験だと思います。
レミニセンス現象(効果)こそ、潜在意識の中での処理が顕在意識で具現化した瞬間
このレミニセンス現象は、実際のところ、なぜ起こるのかは明確には解明されていません。
ただ、訓練による体験、体感が積み重ねられる(学習が積み重なる)ことによって、脳内で無意識に記憶が整理・統合された結果、ある日突然できるようになると言われてます。
そうです、意識ではなかなかできなかったことが、突然、無意識にできるようになるのです。
だからこそ、無意識の力は強大と言えます。
このように、レミニセンス現象は、繰り返しの訓練によって、潜在意識が現実世界で作用を及ぼすことを証明した良い具体例であると思います。
レミニエンス現象の体感は一生の財産になる
レミニエンス現象の体感、経験がある人は、スグに目が出ないことでも 『いつかはできる』 と無意識に自分を信じて、ゴリゴリ、ガリガリやり続けることができて、その結果、レミニセンス効果で、それなりの成果が上げられると思います。
実は、この訓練しなければ上達しない分野は、ある意味、多くの人が諦める分野ともいえるのでやる価値があるのです。
ゆえに、できた瞬間に勝ち組、ブルオーシャン状態になると思います。
最近よく言われる『楽しい仕事とか、楽して儲けるとか、謎の怪しい成功法則や潜在意識活用するとか』・・・難しいことをやるよりも、単純に訓練でなんとかなることをやった方が成功確率が上がると思います。
まっ、他人と過去は変えられないから、自分で気付いてやったもん勝ちです!!
やっぱり、盲目的に目の前の課題に必死で取り組める才能は、体感でしか得られない非常に貴重で一生の財産となり得るものだと思う。