『あぁ~、明日は上司に報告するのがイヤだぁ~』
『あぁ~、〇〇さんに嫌なことをされたぁ~』
『あぁ~、苦手な〇〇さんにこれから会うんだぁ~』
というような憂鬱な気分、嫌な気分、悪い感情、ストレスに苛まれることってないですか?
僕は、普通にあります。
そこで、こういったストレスを簡単に消す方法があるのか、ないのか、ケッコウ必死で研究しました。
すると・・・
ありました!
それは、アーナーパーナ・サティ瞑想
この瞑想は、鼻の穴と上唇との間に意識をおいて、呼吸の流れを感じ取る瞑想です。
つまり、呼吸に集中する瞑想です。
ただ、これをやると、どうしても雑念が湧いてきます。
ここで雑念をどう処理するかですが、基本は次のようにします。
『雑念が湧いているな』と感じ取るだけど、特段消そうとしたり、無くそうとしたりせず、ただ『雑念が湧いているな』と他人事のように感じるだけで放っておいてください。
これでOKです。
ここで、雑念を消そうとしたり、無くそうとしたりすると、思考が動き出して、新たな感情や雑念を呼び起こしてしまうため、単に『雑念が湧いているな』と感じるだけで放ってください。
例えば、この記事の冒頭に書いた例でいけば
『あぁ~、明日は上司に報告するのがイヤだぁ~』
⇒ 『(他人事のように冷めた感じで)嫌だという感情があるな』
『あぁ~、〇〇さんに嫌なことをされたぁ~』
⇒ 『(他人事のように冷めた感じで)嫌なことをされたという感情があるな』
『あぁ~、苦手な〇〇さんにこれから会うんだぁ~』
⇒ 『(他人事のように冷めた感じで)嫌だねぇ~』
と観察するような感覚でやってみてください。
つまり、他人事のように自分の感情や思考を観察するという感じです。
コツは、無理に消したり、無くそうとしないことです。
別の表現で言えば、感情の後を追わないようにしてください。
或いは、感情を他人事のように眺めてください。
つまり、
アーナーパーナ・サティ瞑想はメタ認知をもっとも簡単に訓練する方法
こういうのを心理学的にはメタ認知というそうで、このメタ認知が上手くできるようになると、感情のコントロールが上手くできるようになり、何事にも上手く対応ができるようになる総です。
また雑念を出せるだけ沢山だしてください
にも書かれてあるのですが、アーナーパーナ瞑想を行うと、これでもか!というくらい雑念が湧くそうです。
雑念は、いわば潜在意識が自動的に記憶をたどって再生する作業です。
抑圧された意識や記憶が表層まで出てくるとも言えます。
実はコレ・・・かなり重要です。
つまり、雑念をアーナーパーナ瞑想で観察して行く過程で・・・だんだん自分が小さなことにこだわっていることや、どうでも良いことに支配されていると感じるようになってきます。
このような観察作業をすることで、本来あるべき自分らしさが戻ってきます。
そして、このブログの主題である、ストレス、いやな気分、悪い感情の全ては案外、自分がわざわざ創出して感じているだけなんだ!と思えるようになってきます。
まとめ
①アーナーパーナ瞑想をする
②雑念を他人事のように観察する
ただ、この二つだけです。
ぜひ実践してみてください!!