前に書いた次の記事
・・・イマイチ分かり辛いので、具体例を挙げて、今回は別の切り口で説明します。
前回のブログでは・・・
・潜在意識をコントロールする
・潜在意識に何かを吹き込む
・潜在意識を書き換える
ということは無理!!
と書きました
理由は2つあって
・顕在意識と潜在意識では世界が違う
・一方通行で、潜在意識⇒顕在意識でしか情報のやり取り(つまり感情のやりとり)ができない。
と書きました。
ただ、コレを書いてみて、私自身が思ったのは・・・
分かり辛い・・・
私は身をもって体感したのでわかるのですが・・・
やはり、人に伝えるにはちょっと無理があった・・・と思った次第です。
そこで、次のような例で説明します。
潜在意識=大きなインドゾウ 顕在意識=自分(私)
よく潜在意識は氷山で、顕在意識はそれを見る人 と例えられることが多いです。
たしかに、スケール的にはこの説明で間違ってはいないと思うのですが・・・
氷山という物と、人では、スケールの違いを説明するには良いのですが、意識の流れを説明するには無理がある・・・
そこで、私が思いついたのは・・・
潜在意識 = 猛獣(or ゾウ)
顕在意識 = 自分(私)
このイメージが一番シックリきました。
というか、この例えは完璧です(自画自賛)
潜在意識 ⇒ 顕在意識 この情報の向きが自然
上述のゾウと私をイメージしてください。
インドの森林の中で・・・
私がゾウに色々話しかけても、全然伝わらず、困っている・・・
ゾウは力が強いので、無理やり引っ張っても動かず・・・
言うことも聞いてくれない・・・
・・・本当に潜在意識と良く似ている。
また、ゾウは、優しくもあり、反面、怖い側面もあります。
・・・本当に潜在意識と良く似ている。
でも、私とゾウは、同じ生物なので、感情もあり、非言語的に意思疎通を図ることは可能。
例えば、表情、声のトーン、動作等々・・・
ゾウと仲良くなるには
まず、私はゾウの世話を一生懸命することにしました。
そして、ゾウが欲すること、考えていること、気持ちを理解しようと努力しました。
すると・・・
ゾウはだんだん私に対しても慣れてきて、警戒を解いてきて(←これ重要)
私にジャレテきたりするようになりました。
だんだんと意思疎通ができるようになってきました。
そうすると、ゾウは私を背中に乗せて移動したりもできるようになりました。
私もゾウの気持ち、状態が日に日に理解できるようになったので、ゾウに対してお願いしたりすることも可能となり、ゾウも私に対して優しく接してくれるようになりました。
そして、私とゾウは互いに気持ちを理解することが可能となり、互いにとって良いこと、心地良いことをしながら仲良く幸せに暮らしたとさ・・・
つまり、幸福とは、潜在意識を理解し、仲良く接することができるようになること
なんやそれ・・・・・と思われそうですが、この状態になると本当に幸せですよ。
結局、よく言われる自分探し、お遍路、修行の旅・・・全て自分の潜在意識に触れるためのものなんです。
それをなんとなく大昔からわかっていた・・・ということです。
お金とか、女とか、家とか、商売がうまくいくとか・・・それらって本当の意味での幸せとはちょっと違うものなんです。
ただ、潜在意識の一部分が、お金、商売が好きだった・・・ということです。
結局
潜在意識と顕在意識は、このゾウと私の話しのように、互いを理解しなければ、アクセスする云々なんてできないのです。
つまり、私の中には、私が意識できる思考(顕在意識)と、私に対して感情や感覚といった非言語的なもので訴えてくる潜在意識という役割をキッチリ認識して接するようにすると、自然と潜在意識にアクセスすることができます。
間違っても、潜在意識を書き換える、新しい思考を吹き込む
なんてしないでください。
ぜひ、潜在意識と仲良くなってください。