以下、ネタバレ注意!!
映画インセプション(Inception)を見たことがありますか?
この映画の中では、潜在意識に関するがたくさんあります。
特に映画スタートしてから60分くらいまでは、潜在意識の解説が多いです。
その解説がわかりやすく、我々の実体験と一致する点が多いので、今回はこの映画インセプションでの説明と、私の補足を交えてお話しします。
したがって、ネタバレ注意!!なので、ネタバレが嫌な方は以下を読まれない方が良いです!
それではいきます!!
Contents
象のことは考えるな!
この映画の初めの方で、インセプションをサイト―がコブに以来する場面での会話があります。
『象のことは考えるな!』と言われると、普通は、頭の中に象が浮ぶ
でも、それは自分のアイデアではないことは、スグに認識できる。
人は、常になぜそのアイデアが思いついたのか探ろうとする。
という会話があります。
ここでは、『〇〇を考えるな』『〇〇を意識するな』と言われても、〇〇という対象について想起し、イメージしてしまう。
そして、それは自分のアイデアではなく、他人からの情報に基づいていると認識する。
という基本的な話しです。
潜在意識の基本的な性質
ちょうど映画がスタートして、26分くらいに、設計士の女の子アリアドネ(エレン・ペイジ けっこうかわいいです)に、コブが潜在意識の説明をしている箇所があります。
主に次のような感じです。
脳がほんの一部しか使われていないというのは起きている間のこと
眠っている間、夢の中ではなんでもできる
すべて出来上がったものがパッと浮かぶことがある。
つまりインスピレーション
夢はインスピレーションが絶え間なく湧いているようなもの
心が作り出した世界がそのまま現れる
それがあまりに自然で、それが夢だということも気付かない
夢というのは、見ているときは現実だと思っている。
目が覚めて初めて、夢を見ていたことを認識する
ここからが夢と認識して見ている夢などない
夢の中では感覚はリアル
夢の中では心の動きが速くなる
だから、現実では時間の流れが遅く感じる
現実の5分は夢では1時間
ここは君の夢で、君が作る世界だ、ターゲットは俺
夢の世界は視覚よりも感情によって大きく変わるんじゃない??だとしたら、物理的なルールを無視したらどうなるかな
潜在意識だからコントロール不能だ
このコブとアリアドネの会話から、潜在意識の性質の大半が語られてます。
潜在意識の性質のまとめ
夢の中は自由で何でもできる
⇒ 物理法則を無視できる
夢はインスピレーションとイメージが絶え間なく湧いている
夢の中では夢にいるとは気づかない
夢の中の感覚はリアル
夢の中の時間と空間は広大
インセプション=イメージ+シンプル+記憶
コブとイームスが、バー(パブ)で会って話しているときの会話
『インセプションにはイマジネーションが何よりも必要』
⇒ ここで、インセプションとは、『植え付け』『スタート』『キッカケ』『種』の意味がある。つまり、全ての意識の種のようなもの
『ターゲットの心に定着させるにはシンプルじゃなきゃダメだ』
『ターゲットの先入観がカギだ。例えば父親との関係』
つまり、潜在意識に植え付ける種は、イメージ+シンプル+記憶の3要素が大切ということ
インセプションの効果
以上より、潜在意識に植え付けた種の発芽の仕方は次のような感じになる。
『心に植えた種は、アイデアという形で芽を出し、ターゲットに影響を与える。』
『それがそのターゲットの全てを変えてしまうかもしれない。』
つまり、潜在意識の変化にはある程度の時間が必要ということ。
逆に言えば、一瞬で潜在意識を書き換えるには・・・
一瞬で潜在意識を書き換える方法
一瞬で潜在意識を書き換える方法としては、
例えば・・・
なんらかの恐怖、つまりトラウマとなるような体験が必要。
例えば、
衝撃的な光景
それにより発生する強い感情
つまり、自分の中で、衝撃的な体験イメージを作り、それにより感情も発生させれば、自分自身の潜在意識を一瞬で変えることが可能になるかもしれない。
潜在意識は感情の影響を受けやすい
潜在意識は、感情に左右されやすい。
理性ではなく、感情に訴えるような動機付け。
つまり 潜在意識変更には、理性 < 感情
そして、(インセプションには、)潜在意識に受け入れられることが大事。
以上のような感じです。
ビジネスへの応用
以上より、自分の潜在意識を変えるには、衝撃的で強いイメージを自分の体験のようにイメージして、それに伴って感情も発生すると、潜在意識に根付きやすい。
ということではないでしょうか?
早速、私も実践してます!!