集中できない=脳が正常で優秀である証拠

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この手のブログとしては、異例かもしれませんが、ネガティブなようで、実はポジティブなお話しを書きます。

よく集中する方法に関しては、いろいろな書籍、ブログ、Webサイトで紹介されているのはご承知と思います。

でも・・・多分・・・どれも・・・上手くいかないですよね・・・

あぁ・・・言っちゃった(笑)

実際、私も全然上手くいきませんでした(笑)

だから、上手くいかないことで、自己嫌悪に陥ってる方って多いような気がするのです!!

でも、大丈夫です。

集中できなければ、集中できないほど、あなたの脳は正常で優秀です。

『はぁ~??集中できない方が優秀って・・・意味がわからない』

でも、もう一度言います・・・本当のところは集中できない方が優秀です。

多くの方は、目の前のことに集中したいのにできない。

別のことを考えたり、余計なことをやってみたり、

・・・という状態に陥りがちです。

でも、それが正常の証しです。

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集中が難しい理由

その意味、理由、答えについて以下記載します。

人間は太古の昔から、

野獣、人同士の争い・・・等々

・・・ずっと身の危険にさらされてきました。

それゆえ、人間は本能的に常に廻りの状況を把握して、

常に快、安心を求めようとします。(←これが潜在意識の最たる部分)

つまり、廻りを警戒しつつ、

快楽を求めたがるの人間の特性であり、本質的な性質です。

もっと簡単に言えば・・・

廻りのことが気になって、

目の前のことに集中できないのは、

本能的に脳がリスク回避、

セキュリティー機能を優先させる構造

となっているからです。

つまり・・・

目の前のことに集中してしまうと

周辺のことが認識し辛くなるので、

スゴク危険なのです。

だから集中しづらくできている。

だから集中できない方が、脳が正常!!

と言えるのです!!

どうですか、ちょっと安心しましたか??

その特性を理解できれば、集中できないことへの理解が生まれ、むしろ集中できるようになると思います。

脳は空白を嫌う

また、脳は『空白を嫌い、スグに埋める』癖があります。

言い換えると、本能的に空白はある意味、

何も考えていない、何もセンシングしていない、

危険な状態であると認識するからです。

だから、無になることは難しく、

瞑想で空、無を体感できることは相当難しいわけです。

では、集中力を上げるにはどうしたらよいか・・・

答えは、『快』と感じることがあれば、それには集中できます。

例を挙げると

本当に好きな趣味をやっているとき・・・

ですから、自分にとって快を見つけることが先決です。

また、集中できないことは、実は良いことだったりします。

集中できず、雑念がドンドン湧く状態は、潜在意識からの反応を得ている状態

つまり、意識もしていないのに、雑念がドンドン湧いてきて集中できなくなっているのは、潜在意識から盛んに反応が顕在意識に浮かび上がっている状態とも言えます。

したがって、集中できていない時は、潜在意識の反応を知るには絶好の機会と言えます。

ただし、ここで一つ注意点があります。

潜在意識からの反応は全てが正しいというわけではない

雑念は、いわば潜在意識からの反応ですが、実はその大部分は間違っている反応です。

実は、この雑念は最近の記憶、最近経験した懸念事項などである場合が多く、本当に自分の奥底にある願望などではない場合がほとんどです。

これは、潜在意識の自己防衛反応によるもので、とりあえず当面の近い危険性や懸念事項を最優先して、我々に伝えてくれるセンサー、警報機の役目をしているだけです。

ゆえに、これらの反応の全てを自分の本当の願望と思ってはいけません。

あくまでも、自分の一部であると認識して、眺めるような感じで感じ取ればそれでよいです。

逆に言えば、瞑想などして、これらの雑念を単に感じとることで、心の平穏を取り戻し、本来の自分のありたい姿に戻ることも可能となります。

つまり、雑念を客観的に眺めることで、落ち着いて自分と向き合って良い方向へ歩きだすことが可能となります。

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