今回は、私自身が克服したことを具体的に書きます。
このブログを始めたのは、自分の願望実現やストレス対処の方法を研究するためでした。
今まで、多くの方法論、メソッド、を実践してきました。
例えば・・・
瞑想、自律訓練法、スワイショウ、NLP、IAP呼吸法、システマ ブレスホールド、運動、日記、紙への書き出し・・・
ようやく最近わかってきたのは、これらのメソッドに拘り過ぎると、その修得に必死になり過ぎて、目的である願望実現、ストレス対処が、二の次になり、結局何も得られないこと
このことに気付いたのは、最近たまたま、強烈なストレスに見舞われて、瞑想、自律訓練法などを何回も試しましたが、焦燥感が増加するばかりで、全く改善されませんでした。
そんなとき、
『ダメだ!余計にストレスが溜まる!』
と、自分の中でふと無意識に湧きました。
すると、その瞬間に気持ちが楽になり、
口、喉の奥、頭のツッカエが取れて苦しさが消え、
一瞬ストレスから解放された気分になりました。
自分でもびっくりしました。
このとき気付いたのは、
① 瞑想や自律訓練法でストレスと解消しようと必死になって拘り過ぎて、余計にストレスを溜めてしまっていた
② 私の場合、ストレスを感じた時は、『口、喉の奥、頭のツッパリ感、吐き気、重いような身体感覚』として表面化している(顕在化している)
です。
この気付きは私の中ではスゴク重要でした。
つまり、①についてはメソッドの訓練ばかりで、自分にとって効果が有るか無いかわからないまま、むやみに難しいことに拘り過ぎて、本来の目的であるストレスを解消することとは関係無いことに必死になっていた。
また、②に関しては、ストレスを感じている自分の状態と、力が一気に抜けたときの自分状態の相違に自分がハッキリ認識できたこと
すなわち、自分のストレスと、その身体的反応の理解が無いままに、むやみにストレス解消をしようとしておりました。
逆に言えば、自分のストレスが、口、喉、頭のツッカエ、ツッパリ、吐き気、重い感覚さえ無ければ、自分はあまりストレスを感じていないのだと・・・
更に、ストレスが体に影響さえ与えなければ、ストレスは有っても良いのではないか?ということにも気づきました。
ストレスの身体感覚に集中し、認識するトレーニング
そこで、今の自分に発生しているストレスをしっかり観察することから始めました。
このとき、とにかく抑え込もうとしたり、対処方法を考えたりせず、ただストレスを口、喉、頭で感じて、その状態を敢えて味わうようにしました。(このとき、判断や対処方法も考えない)
しばらくそれをやってから、そのストレス的身体反応が時間の経過、感情の変遷とともに変化することも認識しました。
つまり、客観的に自分のストレスを集中して観察するような感じで明確に認識するようにしました。
つまり、この記事の表題の答えは、『ただ、観察、感じる、ながめる』です。
これは、実際に自分でやってみると感覚としてわかってくると思います。