聖天信仰の手引き p22に『祈願の籠め方』に、
どうすれば早く御利益が頂けるのか?
という節があります。
この節もストレートな表題で気になりますので、早速解説します。
御利益を頂けない人・・・
本文記事には、
『(聖天様を)信じて御利益が得られないというような道理は絶対にない』
と言及されております。
つまり、聖天様を信じて、信仰すれば、必ずご利益が得られるということです。
この言葉は、かなり力強くワクワクしますね!!
一方、その後には
『・・・それらの人々の聖天様に対する祈願の籠め方に、間違いがあるためではないだろうか・・・』
とも言及されております。
つまり、間違った祈願の籠め方をしていては、御利益は得られないということです。
では、正しく祈願するための方法が知りたい!!
ということで以下早速解説します!!
先ず、信仰とはどんなものかを理解することが大切
そこで、まず信仰の基本について理解しましょう!!
信仰とは、自分の信ずる神仏におすがりして、全てをお任せすることである。
どんな神仏でも邪神にあらざるかぎり、かならず本誓(ほんぜい)というものを持っておられて、その本誓に従って衆生救済の誓いを立てられているのである。
と言及されております。
つまり、神仏は必ず本誓というのも持っておられ、その本誓に従って現実世界の我々を救ってくださるということです。
更に・・・
心が神仏に通じれば、必ずその神仏はその本誓に従って救済の御手を差し伸べられる。
したがって、そこにおのずから御利益が現れざる得ないのである。
この意味において、祈れば必ずその心が先方に通じて、御利益を生ずるに至ることをば、感応道交というのである。
つまり、神仏に通じれば、必ずその本誓に従って助けてくださるということです。
しかし、それには感応道交が必要。
つまり、感応道交 が大切なキーポイントとなります!!
感応道交とは、自分と神仏との一体化
では感応道交とは、いかなるものか・・・
感応道交とは、
神仏と自分の間に入我我入(にゅうががにゅう)という現象が生じてくること
神仏にすがる極致は、その神仏にすべてお任せしてしまうことであって、
自分をその神仏に没入せしめて、自分と神仏が一体化されてくれば、
その時自然にその神仏の持っておられる偉大な力が、自分の上に働いてくるから、
しばらく一体化しない前には、全然できなかったことでも、
一体化した後には、自然にそれを実行し得るようになってくる。
その時に神仏の御利益が現れてきたと言われるのである。
つまり、聖天様と自分とが一体となるくらいまで信頼し信仰することが大切。
現実世界に当てはめて考えるなら、
自分の本当の願望(本誓)を明確に認識し、
神仏と自分をシッカリ見つめ信頼して、
行動する(信仰する)ことが、
願望実現において大切。
だと私は思っております。
単に念ずる信仰のみならず、行動も伴えば、願望実現のスピードは早まるのは確実だと思います。
したがって、信仰+行動が願望実現への最速のステップとなると思います。