まず結論から言います。
消費税は、増税した方が、今の日本全体の景気は良くなります。
よく消費税増税は、低所得者層にとっては不利・・・云々・・・と言われますが、コレはウソです。
実は、消費税を増税した方が、低所得者の所得は確実に上がります!!
以下、理由を書いていきます。
① 消費税を増税すると、輸出関連の大企業(自動車、電機、造船、重工業関連)の消費税還付が増えます。
② 消費税還付を増やすには、大企業は、日本国内の中小企業から材料、部品を調達し(消費税を大企業から中小企業へ支払う)、海外で売る必要があります。
ゆえに、中小企業での資材調達が基本原則となるので、当然に中小企業の稼動率は上がります。
そして、稼働率が上がれば、人手不足となります。(現状、既に人手不足で、更に加速します。)
こうなると、人件費が上がらざる得ません。
そして、中小企業の販売価格も上昇し、大企業の調達コストも上昇しますが、最終的には日本国内で製造された品質の良い製品を海外で売るので、問題ありません。(もちろん、海外で売れることが前提です)
また、大企業は、消費税の還付があるので、購入コストギリギリで海外で販売しても、還付で元が取れるので問題はありません。
以上は、消費税増税による、景気拡大モデルです。
逆に、消費税を据え置いた場合の景気拡大モデルは・・・浮かびません。
というは、ドンドン景気は悪くなるのではないでしょうか??
もっと冷静に考えて欲しかったです。
おそらく選挙対策だと思うのですが・・・もう大々的に消費税還付モデルを宣伝して、その方が景気が良くなると国民に正々堂々と言った方が良いと思うのですが・・・